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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2010年02月26日

跳ね馬と暮らしたい!



Ferrari 328 GTS。 
328の最終、’89モデルですから、かれこれ21年になります。
現在のコンピューターデザインでは不可能と思われる直線と曲線の見事な融合!カッコいいです。
ピニンファリーナ最高!です。
エンツォの息吹が感じられる一台です。

古道具同様 車道楽でも家族に多大な迷惑をかけてまいりました。
長男が誕生して間もなく、アルファロメオ1600スパイダーを購入しました。’66モデルの2シーターオープンです。
家族が増えたのに何で二人乗りにするの?と妻にあきれられました。
長男とドライブ中ブレーキが抜け死ぬかと思いました。普通の車ではあまり経験しないことと思いますが、ブレーキを踏んだらブレーキペダルがフロアに張り付いたまま戻って来なかったのです。ハンドブレーキでなんとか停車しました。
長女が幼稚園に通っている頃は、’73のアルファ2000GTVでした。どの車も当然雨の日には乗れません。長女からはどうして家は雨の日にお出かけ出来ないの?と良く怒られました。
他のお家の車に子供達が乗せてもらった時、パワーウインドやエアコン、TVの存在に驚いているのは恥ずかしかったです。
今となってはいい思い出なんて言ってるのは私だけの様です。家族の皆さんすみません。

大学の卒業旅行で1ヶ月程滞在したヨーロッパ・・・確かジュネーブあたりだったと思います。そこで出会ったブルーのフェラーリ・・・。まるで青い宝石 エメラルドかなにかが通り過ぎたようでした。
縁あってこれを購入することが出来ました。フェラーリ=お金持ち なんてことはありません。なんたって私だって乗ってるんですから。3回車検も受けました。普通の車と変わらない維持費で済んでいます。
時々お店にも乗って行ってます。ちょい古クルマでツーリングなんていかがでしょう?

My first Ferrari 末永く付き合えたら幸せです。
息子が引き継いでくれたら・・・なんて勝手に思ってます。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 21:15

2010年02月19日

骨董なんて・・・



古道具・骨董・古美術・・・これって一体なんなんだろう? な~んて時々考えてしまいます。
うちで売っているものなんてどれも生活に必要なものは何にも無いし、有っても無くてもどっちでもいいものばかりです。
なんで骨董屋なんていう変な商売が存在するのでしょう?強盗/窃盗/骨董(知人の斎藤も加えときましょうか?)なんて言われながら何百年も存在し続ける変な商売なのです。

私が会社をドロップアウトしブラブラしていると一人の占い師に出会いました。年増の女性です。職も無く不安だった私は彼女に占ってもらいました。生年月日・名前の画数をメインに名前の音などで総合的に判断するようです。
彼女の言うことはことごとく当っていました。最後に彼女は私に言いました。
「人間は誰しも自分の先祖が探し求めていたものを手に入れたいという欲望があります。それを無意識のうちに探し求め彷徨うのです。でもなかなか見つかりません。あなたにはその探し物を導いてあげる定めがあります。探し求めている人達の手助けをしてあげなさい。頑張ってね!」なんて言いました。
そうして古道具屋をやっています・・・。
彼女は時々私のお店にやって来ます。普通の骨董屋には頭が痛くなって入ってられないけどあなたの所は大丈夫ね!?ハハハなんて言ってます。占ってもらいたい皆さんはどうぞ。お店まで出掛けて下さい。

今回は、瀬戸で造った輸出用の磁器人形です。戦前からアメリカなどに輸出していた物です。底にmade in JAPAN なんて印刷があります。写真のものは全て made in occupied JAPAN です。終戦直後アメリカに占領されていたころの輸出品には全てこの刻印が有ります。オキュパイドコレクターなんていう人もいて中々人気があります。ありそうで探して見ると意外と無いものの一つです。
コレクションしてみませんか?
お手伝い致します。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 20:06

2010年02月16日

頑張って仕入れしてます。



商売の生命線は、仕入れにあります。
古道具屋の場合代理店・問屋といったものは存在しないので人脈・情報量・行動力等がものを言います。
古道具屋の仕入先としては・・・、
①お店への持込②旧家等へ出向いての買取③同業者からの購入④業者が商品を持ち寄って行われる交換会 通称 市場 等々があります。
①は前回のブログのように買出し人や解体業者、それから家の片付けで出て来たものを持ってきてくれるお客様などから買い取るケースです。
②は家の解体などで荷物を片付けるのでお金になりそうなものを処分して欲しいというケース。
③は同業他社へ訪問して購入するケース。
④は商品を順番にセリにかけたり、入札したりして購入者を決めていくケースです。

この古裂は、入札によって購入して来ました。古布・古裂はあまり得意ではありませんが、この古裂を見た瞬間琴線に触れました。
なんて素敵なパッチワークでしょう!江戸時代の縮緬や緞子など色とりどりの古布を使って抜群のセンスで仕上げています。形は巾着袋で新米を入れて神社等に奉納するときに使われたものだそうです。状態も良くとても気に入ってます。
入札ではなんと250円差でトップになり購入出来ました。古布・古裂の価格はイマイチ弱いですがギリギリ購入出来ました。

神に感謝です。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 19:56

2010年02月12日

ウブ荷 入ってます。



店の前の駐車場に軽トラが停まった。荷台に荷物を満載しているのが見えた。さぁどっちだ!?
解体業者のパキスタンか?それとも買出し人のタカちゃんか?小柄な老人がニヤッとしながらなんだか照れくさそうに入って来た。買出しのタカちゃんだ。
「ちょっと品物見てもらえませんか?」
年齢は私の両親に近いものがあると思うがとても腰が低い。買出しはこうでなくちゃ勤まらない。見本のような人だ。
「なんかお宅に向く物ある?」なんて言いながらロープを手際よく外しシートをはがした。
全てウブ荷だ。骨董屋はこの言葉に滅法弱いのだ。ウブ荷=まだ誰の目にも触れていない商品。この仕事をやっていると業者、コレクターの間を渡り歩いた商品とウブ荷とは一発で見分けがつくのだ。
あそこの市場はウブいぜ!なんて情報が入ろうものなら殆んどの古道具屋は色めき立つのだ。
そのウブ荷を独り占めできる幸せ!たまりません。
「今回はガラスが有ったから見てもらおうと思ってさ・・」埃だらけの木箱を持ち上げた。中にはガラスの徳利が数本・プレスの氷コップ・リキュールグラス数客等が入っている。埃を落としながら探っていくと写真の徳利が現れた。
乳白色に紅葉が蒔絵されている。明治前期はあるだろう。傷を確認する。使われなかったのだろう擦り傷すらない。完品だ!やった!思わず声を上げそうになるのを何とか堪えた。あまり喜んではいけません。買取金額に影響します。その徳利にはあまり関心無かったように他の商品も確認し、一度溜息をついてみる。こんなところですか?という表情を見せてみるのだ。
タカちゃんの顔を見るとニコニコしている。相手は海千山千なのだ。無駄な抵抗だった。
「いらないの?じゃ他へむけるか・・」ボロ箱を持ってタカちゃんは立ち上がった。
「イタダキマス!」私の声は上ずっていた。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 21:15

2010年02月02日

夢は叶う!?



子供の頃の楽しみといえば、お祭りだった。お祭りへの気持ちの高ぶりは尋常でなかった。楽しくて楽しくて転げ回りたいくらいだった。
出店を一軒一軒何度も廻るのも大好きだった。
祖父の背中にオブワレ近所の浅間神社のお祭りに行ったものだ。

幼稚園の頃、将来成りたい職業は露天商だった。友達の多くがパイロット・宇宙飛行士・看護婦さんなんて言ってるのに・・・。憧れの露天商の中でも亀を売っている人に成りたかった。何故か亀が好きだったのだ。(一時は16頭の陸ガメたちと暮らしていた。)  
趣味が和ガラスと爬虫類というアルフィの坂崎氏ともこのあたりで話が合うようだ。時々有楽町で行き会うが骨董談義より爬虫類話に花が咲いてしまう。古道具屋多しといえど亀・トカゲネタで盛り上がれる人はそうはいません。

毎月第3日曜日有楽町大江戸骨董市に出展している。もう5年目になるが毎月欠かしたことがない。「古道具屋への道」でも書いたが工場への転勤で骨董市への参加がままならないと思ったのも古道具屋への道を加速させた要因の一つだったのだ。

この姿を見ると幼少期の夢は叶ったようだ。

第3日曜は、有楽町で会いましょう。  東京国際フォーラムの中庭でやってます。 屋台のカレーも最高だぜ!!

  


Posted by あんてぃーく 六 at 22:54