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Posted by 株式会社 群馬webコミュニケーション at

2014年12月08日

良く見ればよかった・・・

失敗は誰にでもあるもの、後悔しても仕方ありません。
私も数々の数えきれない、思い出したくもない失敗をやらかして参りました。

骨董などという魑魅魍魎とした世界に足を踏み入れてしまったころ、2005年頃だったでしょうか?
当時、たまに顔を出していたお客様から やや東北訛りがかった語りで、『雛人形が入っているつづらがあるんだけどいらない?もちろんタダだよ。もらってよぉ』と言われた。
あまり前向きになれなかったので、遠方を理由にやんわり断っていると、『君の車を貸してくれれば僕が積んできてあげるよ。どうせひまなんだから』と北海道出身の白髪おじさんが言い出した。
じゃお願ね、なんて東北訛りが笑顔になり二人で私の車で出掛けてしまった。
数時間後私の車の後部に大きなつづらが積まれて到着。おじさん二人は満足そうに去って行った。

数日その大きなつづらと同行していたが、気のせいと思うが車に乗ると背中がムズムズする。これは嫌な虫でも這い出しているのか!?なんて思うといてもたってもいられない。 古物を扱うのを生業にしているくせに情けない。
すぐにでもその厄介物を引きずり降ろさねば・・・!後部のハッチを開け、両手で抱えたがびくともしない。蓋を開けようにも堅く縛られた荒縄でどうにもならない。なんとか引きずり出そうとすると底が擦れて嫌な音がする。これでは愛車が可愛そう。ジャケットも汚れるではないか!
そうだ!明日は丁度骨董業者の集まる市場(オークション)ではないか。そこで処分してしまえばいい。後部ハッチを閉めた。

市場当日、胡散臭い古物商の面々がのそのそしている。競場の端に車を止め、近くにいた者に手伝ってもらいつづらを降ろした。
大きな品で眼を引いたのか、いつの間にか業者でいっぱいになっている。丁度開会の時間となり、競を仕切っているT氏が「せっかく皆さんお集まりのようなので、今日はこの荷から競りましょう!」なんて言い出した。ちょっと待ってよ、まだ中身見てないんだけど・・・。という言葉もかき消され競が始まってしまった。
中身がなんだか判らないこともありかなり安く終わってしまったが、どうせタダだったし、背中のムズムズもあってか売ってしまった。
東京から来ていた珍宝堂という変てこな屋号のおじさんが落札したのだ。おまえ、中見ていないなんて誰も信じねえぞ。薄笑いを浮かべながら蓋を開けた。
雛道具に混ざって出てきたのは、なんと!ブリキのラビットスクーター!セルロイドの女の子が乗っている。しかも箱付ではないか!!悲鳴ともつかない叫び声がこだました。
ホントに中身みてなかったのね。T氏の言葉が背中に刺さった感じだった。

珍宝堂め!今もあのブリキのおもちゃ撫ぜてやがるんだろうな!!
ジャケット破けてもあのつづら降ろすんだった・・・。

後日古本の買い取りがあり、その中に北原のブリキおもちゃ特集、なんとあのスクーターが出ているではないか!マニア垂涎の品!箱付はいまだ見たことなし!
古傷は癒えることない。
  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:50

2014年08月17日

世界遺産見学、それからレノンで一休み

富岡製糸場、素晴らしいです。日本の近代工業の礎がそこにあります。

煉瓦が素敵です。当時の職人さんたちの苦労が偲ばれます。

お盆休みも終わり、見学もややスムーズになると思います。活気溢れる世界遺産に触れてみましょう!

見学が終了したらすぐに帰ったりしてはいけません。古い町を散策してみましょう。
正門を出たら北へ150m程歩き銀座通りを左折、目の前にレノンがあります。レトロな写真館です。

群馬県藤岡市の老舗和菓子屋さん、『三和屋』さんのロールケーキ、くるみの樹。美味しいです。お土産にぐんまちゃんクッキーもいいですね!

スイートポテトも忘れてはいけません。群馬県安中市の富士屋さんのご提供です。こちらも美味しいです。

アンティークは・・・、すみません、品薄気味です。予想を超えた売れ行きです。 がんばって仕入れます。  古い物、買います! お持ち下さい。

ご来店お待ちしております。


  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:38

2014年08月14日

富岡製糸場にレノン アンティーク&カフェ

8月9日、富岡製糸場の近くにオープンしました。レノンです。
古道具と雑貨、そしてお茶にお菓子といったお店です。

戦前の写真館をお店にしました。なかなかかっこいいです。
2階にあるスタジオ、木造の吹き抜けがレトロ感いっぱいです。まだ片付いていないので使えませんが、いづれイベントなどに使っていきたいです。1階廊下脇にある暗室、不気味です。映画にそのまま使えそうです。
店内にある電話室も素敵ですよ。

アンティークを眺めながら、美味しいロールケーキなどいかがでしょうか!

ご来店お待ちしております。

製糸場の正門を出たら北方向、正門を背にして左方向に約150m、まちなか交流館の近くです。LENONの看板が見えると思います。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 22:16

2014年06月21日

開店

昨日6/20より雑貨屋さんが、当店に出品致しております。

興味深い品々がお求めやすい価格で並んでおります。是非見に来て下さい。

変てこですが、可愛い名前のお店です。手作りの看板も、あんてぃーく六の店頭に設置されています。私が店名をつぶやく度に、バカにしてるでしょ!って言われてますが、そんなことありません。いい名前です。

何か販売した経験がある方なら分かって頂けると思いますが、自分がセレクトした品物を並べ売るという行為は勇気がいります。私もそうだったことを思い出します。

品物を褒められると、なんだか自分が褒められたような気がして嬉しかったものです。それは今でも変わらない気持ちです。

ぶらっと現れたあなた。あの日雨が降っていなかったら六には寄らなかったのに・・・。なんて、ため息なんてついている場合か!

成功を祈っております。


  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:31

2012年11月17日

六年経過、七年目に行きます。

寒いですね。歳を重ねると一段と厳しいです。
あんてぃーく六を始めて、六年が経ちました。これもお客様のお陰と感謝いたしております。
六年前はこんなに寒かったかな?歳のせいでしょうか?

七年目からも宜しくお願い致します。
面白い古道具、ユニークなアンティーク色々探してまいります。

六年間で様々な品物と出会えることができました。楽しいです。
これからも毎日の出会い、とても楽しみです。

遅ればせながら、クレジットカードのご利用が出来るようになりました。
宜しくお願いします。

面白い物、なにかと入荷致しております。一部処分セールもあります。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 22:43

2012年03月07日

一二三さん、ありがとう。そして、さようなら。

先日、お得意さんのKさんが来店され、一二三さんー斎藤靖彦さんーの訃報を知りました。

私とほぼ同世代、趣味が高じてこの世界に足を踏み入れた斎藤さんとは、有楽町骨董市で出会えるのが楽しみな一人でした。

とてもスタイリッシュで、いつもニコニコしていた斎藤さん。
はじめて出会ったのは確か私が会社を辞め、不安いっぱいで有楽町に出店し始めた頃だったと思います。
『これで食っていけたらそれはいいよね・・・。』 ちょっと遠くを見る様な瞳でつぶやかれた斎藤さんを思い出します。
「そうですね!」なんて笑って答えましたが、こんな美的センスのある骨董屋さんでも生活するの大変なのか・・・と不安になりました。
『子供の友達の親とかに骨董市に出てる姿見られたらなんとなく恥ずかしいよね!』 と話す斎藤さんになんとなく救われた思いもしました。 
みんな苦労してるんだな・・・。

一二三さんに並べた商品を眺めてもらい、手にとってもらい、連れて帰ってもらう、嬉しかったです。

爽やかな風のような方です。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 00:15

2012年01月28日

骨董・古美術なんて・・・は、は、は。

骨董品やら古美術品なぞを扱う店が、県内にも沢山あります。
先日もとある街道を通りかかると『骨董品』なんぞと看板が掛ったお店を発見いたしました。
小生、その言葉に長年反応してまいりましたので、ついつい車を寄せ入店なんて行為に至りました。
色々な品物が並んでます。それなりに楽しませてくれもします。

どのような看板を掛けるのも店主のご勝手。手前どもに文句のつけようも御座いません。
でも・・・、看板を見てそれなりに期待してご入店なんてことになられるお客様もいらっしゃいます。

骨董ならなんとなくわからんでもないですが、古美術だの挙句の果てには美術館なんてのたまう店もあり、甚だ消費者を惑わすものがあります。
よくも恥ずかしくなくそんな店名をのたまわった・・・、といった店にあなたも出くわしたことがありませんか?
扉をくぐった瞬間、そこに並んでいる品物と、シラバックレタ店主の顔を思わず見比べてしまうことでしょう。
まぁ、それもそれなりに楽しいのですが。
店主の真面目腐った顔を見てくるのも面白いかもしれませんね?
でも、そういった美術館なんていっている店に限って、一度足を踏み入れると中々帰してもらえませんかもよ。
蟻地獄のように存在しているのかもしれません。

たかが古物商の分際で、○○展なんてぇのを開催したりするのもどうかと思います。
勇気ある行動に拍手! 尊敬申し上げます。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 00:44

2011年08月04日

古代に馳せる夢


発掘品・出土品・考古・・・なんていう言葉に滅法弱い。

ある日友人で骨董商のA氏がいつものようにやってきた。 
A氏は骨董市などに出没し禿げ頭に眼光鋭く、正にハゲタカよろしく目ぼしい骨董品を漁っている。
独特の風貌なので見かけた方もいらっしゃるかもしれない。
見た目はあんなだが気のいいやさしい男なのである。

A氏は、私好みを数点車に積みやってくるのだ。
次々に出される骨董品、さすが目の高いA氏だけあっていいものばかり、私の琴線に触れるものばかりだ。
でもその日はどうもいつもと違う。A氏の首にさがる薄緑色の玉が気になって仕方ないのだ。

山ちゃん(開店前からの友人はこう呼ぶ人が多い。六さんなんて呼ばれるより好きだ。)どれがいい? A氏がめんどくさそうに聞く。
どれもいいものばかりで・・・。 なんて答え品物を転がすが、玉が気になって仕方ない。
はいはい!忙しいんだから早く決めて! なんてA氏。

Aさん、その玉いくら? 突然の問いに、やっぱりな といった勝ち誇った笑みを口元に浮かべ・・・
これ?これは悪いけどだめ!この前拾ったものだから、妙に愛着があってね これだけは売れない! A氏はきっぱりと言い切った。

いつも手離れ良くなんでも売ってくれるA氏にしては珍しく頑なな態度だった。
それでも 欲しい欲しいと駄々っ子のように食い下がる私に、じゃあ 採取場所を教えるからと、地図を描いてくれた。

翌朝 昨夜からの豪雨がうそのようにあがり 快晴のなか地図を片手に私は出掛けたのだ。
意外と家からも近くあっけなく現場に到着、昔古墳だったという場所の散策に入った。
こんな広い場所で僅か数センチの石の玉など見つかるのか・・・。
なんて思ったその瞬間私の眼は一点に集中した。  玉だ! 低い斜面にその特徴あるフォルムが浮き上がっている。
手に取り泥をぬぐう。 正しく玉であった。 小枝を拾い穴に詰まった泥を取り除いた。 これこそ玉である!!
現場到着から僅か10分足らず。 玉は私に拾ってくれと云うかのようにいたのだ。
私は一人小躍りした。縄文人・弥生人のように・・・。それから2時間程その辺を見つけ回ったが何も拾えなかった。

A氏に玉を見せると開口一番 売ってくれ! ときた。
私は同じ理由で拒否した。 お互いニヤニヤしていたことだろう。 なんだか同じ体験をした同期の桜といった感じが流れた。

唯一つの非売品・・・、それは今でも私の胸にある。 たまにいきあうA氏の胸にもいつもの玉が・・・。
あれからもう何年も経ってしまった。

いまだにあの時のときめきは薄れない。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:43

2011年07月25日

結構すごい人来ちゃってます。

bakabakasii!!!

  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:57

2011年06月17日

新幹線は車内販売よりビュッフェだね!

最近JR東日本新幹線の車内販売をやっていたという女性が来店してくれてます。

以前来店してくれた方かな?と思ったが新幹線内で見かけていたようです。

こんな商売を始める前は、こんな私も立派な?ビジネスマンだったのであります。
2000年から群馬県に住み約6年間新幹線で東京迄通勤しておりました。
その6年の間に見かけたことがあったのでしょう!
「ちょっとおねえちゃん!ビール!」なんてほざいていたのかもしれません。

就職して最初の赴任地は名古屋でした。
名古屋から時々東京に出張があり新幹線に乗りました。
出張帰りに飲むビールは格別でした。
東海道新幹線は景色がいいですよね!富士山あり、海あり素晴らしいです。
昔の新幹線には、食堂車やビュッフェなんかがありました。
私は、食堂車よりビュッフェが好きでした。カレーとビールを注文し窓際でいただく。最高でした。
浜名湖なんか見ながらもうすぐ名古屋か・・・なんて、生まれたばかりの長男のことなんか思いながらやけに苦いカレーを頬張ってました。

ちょっと前のことに思えますがいつのまにか随分前の事になってしまいました。  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:44

2011年06月12日

失礼

失礼致します。  


Posted by あんてぃーく 六 at 00:10

2010年10月12日

AB
  


Posted by あんてぃーく 六 at 00:04

2010年08月21日

ゲ ゲ ゲゲゲのゲ!



今話題の『水木しげる』の版画です。
妖怪道五十三次の内 日本橋の図です。

水木しげるのサインと落款、右下に日にちがあります。15,8,21 丁度7年前にサインを頂いたのです。
7年前っていうと人によって差があるでしょが 私にしてみるとすご~く昔な感じです。
まだ 会社にぶら下がっていた頃です。
東京駅から会社までぶらぶら歩いて行く途中、日本橋高島屋の前にあった丸善に立寄りました。
忙しいビジネスマンなら、足早に通り過ぎるか、普通なら東京駅から会社のある茅場町まで歩こうなんて思わないはずです。
日本橋の丸善で『水木しげる 版画展』をやっていたのです。
そんなに水木しげるファンというほどでもなかったのですが、水木マンガは好きだったので、早く会社に着いたところでしょうがないし覗いてみたのです。
会場に入ってみると水木しげるファンでごった返してました。
水木しげる本人が来場し、サインをしてくれる日だったのです。
版画を買った人先着100名にサインをするとのことで、その整理券も残り2枚というところでした。
一瞬迷いましたが、最後の一枚を手に入れ、水木しげるの登場を待つことにしました。

体格のいいおじさんが若い女性に付添われて会場に入って来ました。入って来るなり片足づつぴょんぴょんと飛び跳ねそれに合わせて右手を振ってました。場内は大声援でした。
水木しげるが何かマイクを持ってしゃべりましたがなんだか素っ頓狂なことをしゃべった記憶はあるが内容は覚えていません。
サインが始まり一人づつ並んでサインをしてもらいます。私は、一番最後に並んで順番を待ってましたが、水木ファンの皆さんは感動した表情で通り過ぎて行きます。
そんな中、何人か前の人が、「先生何か 妖怪描いて下さい。」なんてお願いしたのです。
水木先生は、何も答えず目玉おやじを描いたのでした。
それを見た私は、私もお願いしよう って思いどきどきしながら待っていました。
そして描いてもらったのがこの目玉おやじです。
なかなか味のある目玉おやじでしょ!
今では、宝物のひとつです。非売品ですのでお店には持って行きません。アシカラズ!

  


Posted by あんてぃーく 六 at 22:57

2010年08月17日

麗しの、氷コップ・・・。



毎日暑い日が続きます。夏なんだからこんなもんかな?それにしても暑いなぁ~
小学生のころ30℃を超える日なんてそんなに無かったですよね。

夏休みになると、近所の友達と市民プールに出掛けました。今の市民プールと違い屋外だったので気持ち良かったものです。
プールの駐輪場の隣に、夏だけやってるお店が何件かあって、向かって一番左のお店でおでんを食べるのが楽しみでした。何故か夏におでんだったのです。からしを付け過ぎ涙が出ました。

私が生まれ育った家の隣が駄菓子屋さんで、夏は ラムネ トコロテンでした。
ラムネは、一人で栓が開けられずいつもおばさんに開けてもらってました。
トコロテンは、なんで箸一本で食べていたのでしょう? なかなか食べれませんでした。

モチロンかき氷も食べました。メロン・イチゴ・レモン・甘露・・・。だいたい30~50円位だったでしょうか?あまり記憶にありません。
ふわふわの氷を頬張ると、目の奥のほうが痛くなったものです。
かき氷の器は、薄いブルーのプレス(型成形)ガラスでした。

写真は、氷コップの頂点に君臨すると言っても過言じゃない 三色氷コップです。
特に、右の 棗型はなかなかです! ブルーの足が素敵じゃありませんか!

一度見に来て下さい。連れて帰って頂いても結構ですよ!

  


Posted by あんてぃーく 六 at 20:38

2010年08月11日

骨董品の仕入方



骨董屋になりたければなりなさい。
誰にでもできます。

仕入? そんなもの気にすることは無い。  その辺に落ちてる物でも並べてればいいのさ・・・。

古物商の免許があれば 業者のオークション―市場―に行って気に入った物を買ってくればいい。
簡単なことです。

市場は、いろいろな所で開催されてます。東京美術倶楽部や京都の古道具市などをはじめいろいろあります。

田舎の古物屋も京都などの市場に出掛け ドサクサにまぎれ何点か商品を買ってきているようです。
『京都の市場で強豪古美術商と戦って仕入れてきた!?』なんていうと如何にもいいもの! って感じですよね?
でも冷静によ~く考えてみてください。  京都の市場に集う古美術商の間隙を縫っていいものを安く買って来れますか?

あなたも一度行ってみたらどうですか?
江戸時代のお伊勢参りじゃあるまいし 行った人間の自慢話に何時まで付き合ってるつもりですか?

市場に行ったらまず 出品されている商品の下見をします。 好みの商品があったらその状態を確認します。 傷の有無などをよく見、自分の欲しい価格を決めます。
好みの商品がセリに掛けられたら、欲しい価格を発声します。この行為を古物業界では、『やりをつく』なんて言います。
よく 『俺がやりつくと いいものだと思って関係ねえ野郎がやりつきやがって高くなっちまった・・・。』な~んて言う古物屋がいます。
これは、俺は業界では一目置かれた目利きなんだ! っていう虚しいアピールなのです。
そんな輩に遭遇したら、無視するか、さすがですね!とか 困ったもんですね! なんて言ってあげましょう。 彼はそれで十分満足なのですから・・・。
古物屋なんて知れたものなのです。

こんな楽しい市場 あなたもいかがでしょうか?

まぁ 私はあまり好きではありませんが・・・。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 23:57

2010年06月23日

和ガラスの魅力その4 ウメコップ。



『ウメコップ』です。
コップを逆さまにして底を見ると梅の花みたいに見えるのでそう呼ばれています。

大好きな和ガラスの中でも一押しの逸品です。
ぼてっとして重たい造り、トロッとしたガラス、なんとも言えません。

これからの季節なら・・・
大き目のウメコップで、焼酎ロック。くせのないサラッとした芋なんかがいいですね!
鹿児島の魔王かな?
小さいのなら、冷凍室でキンキンに冷やしたジンをストレートで舐めるのがいいでしょう!
ボンベイサファイヤなんかが好きです。
どちらにしてもボテっとした口触りが堪りません。

特に型吹きのウメコップの上げ底のヤツが最高です。 最近見かけないなぁ・・・

開業したての頃、とある業者のオークションに出品されていました。
ウメコップの順番は最後の最後で、業者の人数も大分減りこれは希望価格で落札できる・・なんて思ってました。
いよいよ順番が回って来る頃には私も入れて3名ほどしか残っていません。
スタート価格も安く、これはいける・・・なんて思ったのも束の間、残っていた3人でセリに競って結局落札出来ませんでした。
今の相場から見ればそれでも安かったかな?
また出会えることを楽しみにしてます。

今夜は、ボンベイサファイヤにしましょう! オイルサーディンに塩でも乗せて・・・。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 20:37

2010年06月18日

最近ハマってます。



まるで生きているみたいです。
お客さん達も、この猫ちゃんを見ると声をかけて身体を撫ぜたりしてしてくれてます。
思わずそうしたくなっちゃう猫ちゃんなのです。

英国の猫好き陶芸家 ジェニー・ウィンスタンレイ女史が造り出す作品です。
大変な猫好きなのでしょう!?余程観察しないとこの雰囲気を陶芸で出すのは難しいと思います。
仕草といい、毛並み、表情どれをとっても生きている猫です。
それ以上にいい感じです。
もちろん手造りですので、一点ものです。
一匹づつ裏にウィンスタンレイ女史のサインが入っております。

何といっても キャセドラルグラスアイと呼ばれる目に特徴があります。
いろいろな角度から猫ちゃんを見てもいつも目が合うのです。

英国の専門店から直接購入しているコレクターさんから譲って頂いております。

あなたもウィンスタンレイキャットと遊んでみませんか!

  


Posted by あんてぃーく 六 at 20:33

2010年06月15日

デザイナーズ チェア 発見!



  


Posted by あんてぃーく 六 at 19:05

2010年05月18日

会いたかったな・・・ジョン



ジョン・レノンとオノ・ヨーコのサインです。

軽井沢 万平ホテルの廊下にあるショーウインドウに飾ってあるので ごらんになった方もおられるでしょう?

ジョンは、’75~息子ショーン君の育児に専念する為 ’80まで活動を休止しました。
いわゆる「ハウスハズバンド」の時代です。

その間毎年日本を訪れ、東京ー軽井沢ー鎌倉 あたりに居たようです。
軽井沢では、万平ホテルに滞在し ジーンズに雪駄履きといったスタイルで お気に入りのフレンチベーカリーでフランスパンを買ったりしていたようです。

このサインは、’77に書かれたもので、ジョンお得意の絵が素敵です。

リタイヤしたら日本に住みたいと云っていた ジョン・・・。実現していたら、フランスパンを抱え自転車に乗り込むジョンに出会えたかもしれません。

ジョン・レノン あなたは 永遠に私のアイドルです。

最近 お店で、レコードを聴いています。 今度 ご一緒にいかがですか?

  


Posted by あんてぃーく 六 at 19:45

2010年05月18日

なくてはならぬひと



三輪 途道 木彫作家。

初めて当店にやって来たのはいつのことだったか・・・もう記憶に無い。
彼女のお姉さんとその子供達と来ていただいたのだ。
初めてお会いいたときは、大変失礼なことだが、彼女とお姉さんはご夫婦かな?っと思ってしまった。
後日そのことをお話すると「昔からそう云われてます」なんて明るく笑ってくださった。

彼女の個展が前橋のとあるギャラリーで開催されるとのDMをいただいたので、妻に店番をまかせ訪問してきた。
これは、カッコいい!!
寄せ木の彫刻、白土に彩色、どの作品もパワー溢れ私は圧倒されっぱなしだった。
特に作品の目が素晴らしい!!
彼女曰く「目を入れる為に製作しているようなもの」とのこと・・・まさに仏師。(彼女の作品は、東大寺にも収められている)
茶道・禅 に繋がる世界か!

ギャラリーは住宅地の一角にあり偶然前を通過して発見できた。ガラス越に彼女とご主人が見えたがその時、私は衝撃を受けた。
私は、そこにジョン・レノンを見たのだ。
結局、ジョンは彼女だったのだが、同じ芸術家、風貌以上に似ているものがあった。

近所の中華屋で3人で昼食をとり、ジョンの話をしてみると、やはり良く云われるらしい。
たまには、女性に見られたい と笑顔の彼女だった。

ご主人の三輪さんと私は、とても気が合う。
彼が言うには、お互いの「龍」も仲良しらしい。かくれんぼなどして遊んでいるようだ。

お二人とも素晴らしい作品を沢山生み出し続けて下さい。

  


Posted by あんてぃーく 六 at 19:06